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コラム

適切な用語選択はKey. 直訳による誤訳を避ける。

適切な用語選択はKey. 直訳による誤訳を避ける。

目次

日常医療現場で医療従事者による日常会話を直訳すると、多々通じにくいことがあります。なぜでしょうか。

それは、日常用いている医療現場での日本語一語ずつを英単語に置き換えても、(直訳をしても)英文として、意味が成立しないことが多々あるためです。

例えば、直訳によって、「適切でない英単語の選択」をすると、日本の医師と英語圏の患者(または英語圏の医師)間で、医学内容を理解するうえで、誤解が生じたり、誤診につながりかねないとの報告があります。

次に、その一例として、medicineとdrug の相違 について紹介します


drugとmedicineの違い

drugとmedicineの違い

「drug」と「medicine」は、どちらも薬を意味する英語ですが、米国では”drug “の中に、違法ドラッグの意味も含まれます。

(参照:The term “drug” refers to any substance that is taken to change the way the body and/or mind functions. Drugs fall into three categories: legal, prescription, and illegal.)(Drugs | Royal Canadian Mounted Police (rcmp.ca)

一方、日本では、“ドラッグストア” のように、ドラック=薬剤の意味で用いられています。多くの方も、耳にされておられるように、日本の日常会話で用いられているカタカナ語は、従来米国で用いられている意味と異なる場合が多々あります。医療では、この医学的内容の相違は、大きな誤解、誤診などにつながりかねないと、製薬会社でも翻訳に注意を払っているわけです.
‘誤訳がもたらす多大な影響 – 日英・英日翻訳サービス クリムゾン・ジャパン

一方で、medicineは薬を意味する言葉のなかで一般的に用いられていますので、薬剤を英訳する場合は、”drug”より、”medicine” を用いた方が、無難と言えます。

ここで、薬剤に関する慣用英語表現を挙げておきましょう。(初級)

薬に関連する英文例

薬に関連する英文例

次に、医学英語でよく用いられる単語やフレーズ例について紹介します。(初級)

1.「現在、他に服用している薬やサプリメントはありますか。」

【解説】Key1:Commonly used expressions. Fixed expressions を増やす。

“take”を用いる基本表現

医療英語で”take”を用いるフレーズについては、以下3分類はまず、覚えておきましょう。

    • take (    )

1服用する:medicine, supplement
2検査をする: *1an X-ray, a CT scan, an MRI,
3 vital signsを計る:*2  your blood pressure, your heart rate, your respiratory rate, your temperature,                                                  your pulse

※*1 take の代わりに do an X-ray.

*2 take の代わりに measure (your blood pressure). を用いることもできます。

Key1から、

解答は

⇒Are you taking any other medicines or supplements ?

2.「症状が出たらこの薬を服用してください。」

【解説】

Key2:日本語の接続詞の訳に注意

「~したら、~すると、~と、~して、~の場合は」 のような日本語の接続詞は、様々な意味が含まれています。したがって、英語で話す場合は、学校で習った「もし~ならば」「~の時」を訳すことはむしろ少なく、文の内容を反映します。内容を表現しないと、誤訳や誤解の原因の一つの要因となることが、研究結果によりわかっています。

解答は

⇒Take these medications when the symptoms (appear/develop)(症状がでたら)

MD メディコムでは、無限にある英語表現の棒暗記ではなく、応用の効くセンテンス.Fixed expressions、単語の置き換えなど 短期間に、考えながら、話せる英語表現を増やしていく方法(ABL法)を提案しています。

最後に、クリニックお役立ち情報を紹介します。

国によって、病気の定義、分類、良く用いられる例え表現(メタファー)なども異なります。
表現が異なる国間では、医療表現の共通した概念を用いると、伝わりやすくなる傾向があるといえるでしょう。

一例として、国によってカルテの記載方法が異なることは、ご存知の方も多いかもしれません。

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