医療英語オンラインスクール|MDメディコム

コラム

医療英語を学ぶメリットと継続するための秘訣、オンライン受講

まとめ

医療英語を学ぶメリットと継続するための秘訣とは?
オンライン受講が簡単になった今、自分のスキルアップの為ぜひ医療英語をオンラインで受講してみましょう!

英語を話せたらいいな、そんなふうに思ったことは誰でも一度はあるはずです。英語を話したり読めたりすると、海外のいろいろな情報に触れることができ、見識が広がったり、生活が豊かになります。

ただ、ひとことに英語を勉強すると言っても、日常会話が自由にできるようになりたい、ビジネスシーンで使う英語を学びたい、など活用シーンによって学習する英語の内容は少しずつ違ってきます。また、何かしらの専門分野を学んでいる人が海外で活躍しようとすると、その分野に独特言い回しや専門用語などを理解する必要性が出てきます。

その最たる例が医療英語です。今回は日常会話やビジネス英語などの学習に加えて医療英語を追加で学ぶことがなぜ必要なのかについて解説していきます。

日常会話を勉強したら医療英語もできるようになる!・・・のか?

医療英語オンライン

「日常英語をしっかりと勉強したら、文法もわかるようになるし、わざわざ医療英語を専門的に学ぶ必要はないのではないか?」そのような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

確かに日本の教育では小学校から英語に触れる機会があり、英会話のレッスンができる場所もあります。なぜわざわざ医療英語を別に学ぶ必要があるのでしょうか。

これを考えるのにはまず医療を勉強していない人が日本語の論文を読む場合を考えてみましょう。普通の日本語話者が「肺血栓塞栓症予防のためのD-dimer測定について、海外で5つの後ろ向き研究と13のコホート研究に含まれる1万2497例についてのメタ解析が行われており、75歳以上の高齢者において年齢で調整したカットオフ値(年齢×0.01μg/mL)を用いることが推奨されている。」という文章をよんで意味がわかるでしょうか。おそらく何のことやら・・・となる人が大半だと思います。

たとえTOEICで800点程度取れる英語力を持っていてもいきなり医療論文を読めと言われたらちんぷんかんぷんになるのが普通なのです。日常英語をできるようになってから医療英語を読めるようになるまでにはいくつかの壁があります。どのような壁があるのかみてみましょう。

日常英語ができる人が医療英語を読めない理由

日常英語ができる人が医療英語を読めない理由

日常英語を読めても医療英語はわからない。そのような人が医療英語を読みこなしたり、医療系の学会で質疑応答できるようになるにはいくつかの壁があります。大まかには以下のようなものが考えられます。

医療的な知識がそもそも弱い

まずは医療的知識が弱い場合です。一般の人はもちろんですが、医療生などまだ勉強をしている途中の人でもその分野についての知識が足りないことはあります。ほかにも複数の科が関わった症例について論文を書こうとした場合などに、他の科の知識が足りず苦労することは医師となった後にも多くあります。

しかし、「論文をかいたり学会に行ったりするのはしっかりと知識をつけてからにしよう」などと言って、それらの活動をずっとずっと先延ばしにして、気づいたら他の医師に大きく遅れを取っていた。という人も少なくありません。

そもそも知識をつけるために学会に行ったり論文を読んだりするのです。知識をつけることに重点を置きすぎて参加できなくなるのは本末転倒です。ある程度学習して最低限の英語力とその分野の知識をつけたらまずは学会に参加してみるという姿勢も重要です。

医療的な知識はあるが英語医療的専門用語がわからない

その分野で長くやっているけど英語の論文は苦手・・・という医師は多くいます。シンプルに英語ができないという場合も多いのですが、医師は医療部を卒業しているので最低限の英語力はあることがほとんどです。

それでも研修医など若手の医師が英語論文を読みこなせない、学会に参加するのに心理的ハードルがある、といった問題を抱える大きな原因が専門用語です。専門用語は地道に覚えていくしかないのですが、それでも覚え方にはいくつかコツがあります。知識のある人に教えてらうことでより効率的となります。

英語の医療的専門用語は知っているが発音できない

案外馬鹿にできないのが発音の問題です。日本語であれば専門用語の発音で苦労することはあまりありません。

日本語はひらがなに直せば読み方がはっきり分かり、アクセントが多少変わっても全く伝わらないということは少ない言語です。例えば「血圧計」という言葉はひらがなにすれば「けつあつけい」発音で困るということはあまりなさそうですね。この血圧計を英語にすると、Sphygmomanometerとなります。

初めてこの単語を見た時、文脈から血圧計のことを言っているというのはすぐにわかったのですが、発音がわからず「すぷふぁいぐもまのめたー・・・?」となり、近くにいた日本語が堪能な英語話者の友人に「すぷふぁいぐもまのめたー」といってみたら、鼻で笑われつつ「スフェグモマノミター」と言われました。(英語のカタカナ表記では少し発音が正確でないのですがご容赦ください)どうやら日本人は知らない単語でpをみたらとりあえず「ぷ」と発音すると思いがちなようです。

論文などの学術的文章がどのように構成されているかわからない

論文を読むことに関して苦手という方は、そもそも英語力の前に学術的な文章の読み方がわからないという場合も多いです。

論文は読む人によって解釈が異なってはいけない文章です。そのため論文の書き方は学会や雑誌ごとに違うということはあまりなく、フォーマットが統一されています。英語力を鍛えるのも当然重要ですが、まずは論文がどのように書かれているのか、読みこなすのには論文のどの部分をしっかり読み込むべきなのか、を勉強することが重要です。

論文を執筆する場合にも、論文を執筆するときの約束事を覚えていないと、英語力があったとしてもうまくいきません。医療英語を学習する目的が論文を読んだり書いたりすること、という人はまず論文というものを深く理解することから始めましょう。

医療英語を読めるようになるためにするべきこと

日常英語ができる人が医療英語を読めない理由

ここまで医療英語特有の難しさについて解説をしてきました。医療英語は単に日常会話の英語を勉強すれば身につくというものではなく、ある程度医療英語に特化した学習をする必要があります。学習方法についていくつか見ていきます。

前提となる医療知識をブラッシュアップする

ある程度知識のある人であればスキップしても構いませんが全く医療知識がない状態だとそもそも単語の意味が分かっても文章全体の意味がわからなくなります。まずは日本語で書かれた同じ分野の本や論文などを読み最低限の前提知識を頭に入れることが必要になります。

ゴールをしっかりと設定する

どのような学習をするにあたっても目的がしっかりしていないと効率の良い学習をすることができません「●●の分野の論文が読めるようになる/書けるようになる」「学会で発表をする」「学会での質疑応答に対応できるようになる」「病院で海外からの患者さんに対して問題なく対応できるようになる」など目標に応じて効率的な学習内容というのは変わってきます。

話したいのと読みたいのでは学習の内容も変わります。英語を勉強する前にまずはしっかりとゴールを設定しましょう。

専門用語をしっかりと覚える

特定の分野で何度も出てくる専門用語というのは存在します。

「まずは英語をしっかりと学習してから論文を読もう」などと考えていると英語を学習するのに時間がかかり、さらによく出てくる単語を整理するのに時間がかかり、といくら時間があっても足りなくなります。そのため読みたい分野がはっきりしているなら、まずは一度いくつかの文章に目を通しつつよく出てくる単語や言い回しなどを覚えていくのが効率的です。

また医療英語で出てくる単語をまとめた書籍などもありそれらを利用するのも一つの方法です。ある特定の分野で頻出する単語をまとめたものや、病院で患者さんに話をするときによく出てくる単語をまとめたものなどがあり、目的に応じて選びましょう。

単語の覚え方にはこつがあるので紹介します。まずは接頭語・接尾語を覚えることです。例えば、spondylitisという言葉は椎骨を意味するspondyloと炎症を意味するitisが合わさったり「脊椎炎」という意味になっています。このように医療英語でよく使われる接頭語と接尾語を単語のように覚えていくと初めて見た単語でも容易に意味がわかることがあります。

英語の発音をおろそかにしない

学会などで質疑応答したり患者さんに話したい人は当然発音も重視している人が多いのですが、論文などの医療英語を読めることを目標にしている学習者で「発音はいいです。話したいわけではないので」という人は時々いらっしゃいます。

実は発音ができることで単語の覚えやすさは大きく変わります。声に出して発音すると、目で単語を見て口で発音してそれを耳で聞くということになるのですが、目だけでインプットより明らかに多くの経路で単語のインプットができるようになります。声に出して読めない単語は覚えられません。

しかも医療英語は発音が初見でわかりにくいものが多いです。対策として、発音発音については医療英語特有のものも多少はありますが、まずは普通の英語の発音記号について学びましょう。発音記号を覚えると、カタカナでは表記できない微妙な発音まで理解できるようになります。辞書を調べたときに発音記号をみて発音ができるようになると学習効率は上がります。

英語の発音について優しく解説している本を読むのも良いでしょう。

モチベーションを上げるための工夫をする

効率的な学習をしていたとしても医療英語の学習にはある程度の根気が必要になります。モチベーションを上げるための方法をいくつか紹介します。

ひとつ目は学習内容や学習時間を毎日記録することです。今までの学習量を明確に記録することで自分の頑張りを可視化するのです。

友に学習する仲間を作ることも有効です。どんな勉強であっても一人だけでやっているとついついさぼりがちになってしまいます。同じ目標に向かって頑張る人と一緒に学習することでモチベーションアップに繋がりますし、お互いに進行状況を確認することでさぼりにくくなるという効果もあります。

学習後の力試しとして資格取得にトライするのも有効です。医療英語の資格としては「日本医療英語検定試験」や「医療英語認定試験」医療通訳の資格として「医療通訳技能検定試験」と言ったものがあります。就職に有利になることもありますので医療英語を学習して自身なる人は検討してみても損はないでしょう。

一人の学習に限界を感じたら

医療英語は地道な学習が必要ではありますが独学でも学習は可能です。ここまで解説してきたような内容をしっかりとやっていくことが重要です。

ただ、本業である医療の仕事が忙しく時間が取れない人や、英語に苦手意識がありモチベーションが保てない人など独学での英語学習では限界だと感じる人は、医療英語に特化したスクールの利用を検討してみましょう。

経験のある指導者は初心者がどこで間違えやすいか、どのような学習項目で苦労するかについてのデータの蓄積があり、そこをなるべく楽に乗り越えるためのノウハウがあります。また医療的知識でつまずいた場合でもフォローすることができるのが大きな強みで、医療英語習得までの期間を大きく縮めることが可能になります。

まとめ

まとめ

今回は医療英語がなぜ難しいのか、効率的に学習するにはどうしたらいいのかについて解説していきました。

もちろん日常英語の英語力は無駄にはならないのですが医療英語を実践レベルにするためにはそれに特化した学習が必要です。自分の学習方法に疑問がある、限界を感じる人はぜひオンラインスクールの利用を検討してみてください。